「第二の背骨」活用、良い姿勢維持しながら動作アシスト
ユーピーアール(upr)は8月23日、低価格で軽量の店舗販売専用アシストスーツ「サポートジャケット Bb+Air」を発売すると発表した。
uprは2010年、作業時の負荷を軽減するアシストスーツの開発に着手。16年に独自開発した第二の背骨「Bb+(バックボーンプラス)」で背骨と腰を理想的な姿勢へ誘導しながら腰ベルトで身体を支える「サポートジャケット Bb+」シリーズの販売を開始した。
多くの企業がアシストスーツを導入してきたが、プライベートでの個人利用には価格のハードルが高かっため、Bb+の機能は維持しつつ腰ベルトをなくし、低価格と軽量を実現した「サポートジャケット Bb+Air」を生み出した。
■製品概要
商品名:「サポートジャケット Bb+Air」
タイプ:外骨格型パッシブタイプ
メーカー希望小売価格:12,800 円(税込)
サイズ:1サイズ、男女兼用、適用身長 150~190cm
重量:約400g
「サポートジャケット Bb+」シリーズの最大の特徴は、外骨格となる第二の背骨「Bb+(バックボーンプラス)」で、装着者自身の背骨を支え、良い姿勢に導きながらアシストする点。さらに、太もも裏の「マッスルベルト」と、肩ベルトからバックボーン上部とつながっている「Bbベルト」で、良い姿勢を維持しつつ前傾や持ち上げ、立ち上がりをアシストする。
バックボーンは取り外し、布(生地)部分を洗濯ネットに入れて洗濯することが可能。また、従来の「サポートジャケット Bb+」シリーズにあった腰ベルトをなくしたことで、ツナギ服でも腰ベルトのずれ上がりを気にせず装着できるようになった。
他にも、腹部の締め付けをなくし、身体への接触面積を最小限に抑えたことで開放感と高い快適性を実現した。利用者が既に持っているコルセットや腰痛ベルトと併用することもできる。
新製品は8月24~26日に千葉市の幕張メッセで開催される「第59回JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2023」の、八幡ねじのブース(No.5B03)でバイヤー向けに展示、実際に試着体験が可能。
(藤原秀行)※いずれもupr提供