ライナフ、大阪で「スマート置き配」申し込みが1000棟突破

ライナフ、大阪で「スマート置き配」申し込みが1000棟突破

オートロックマンションで対応可能

ライナフは9月19日、宅配荷物の受け取り手が玄関先で都合の良いタイミングで受け取ることができる「スマート置き配」導入を申し込んだ集合住宅の棟数が大阪で1000棟を突破したと発表した。

他の地域でも首都圏の導入棟数が4000棟超、北海道が1000棟超に上っている。

「スマート置き配」はオートロック付きマンションで、スマートロック「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」を用いて共用エントランスの鍵をデジタル化することで、受け取り側があらかじめ指定した場所に、配達員が荷物を届けるサービス。宅配ボックス不足解消による再配達削減を図るとともに、誤配や無理な詰め込み、空の状態での使用など宅配ボックスのトラブルを減らす狙いもある。

配送パートナーごとに認証された配達員のみが入館できる仕組みになっているため、エントランスの解錠履歴は全て記録される。マンションオーナーや管理組合、管理会社の初期費用、月額費用、工事費用などは全て無料。

オプションで、内覧時など遠隔で解錠可能にする各種エントランス操作を付与することも可能。集合住宅のオーナーらにとっても、物件の価値を高められるメリットがある。

(藤原秀行)※いずれもライナフ提供

テクノロジー/製品カテゴリの最新記事