KICが埼玉・春日部で2棟目開発予定の物流施設、25年2月竣工見込む:東京・あきる野は年内完成へ

KICが埼玉・春日部で2棟目開発予定の物流施設、25年2月竣工見込む:東京・あきる野は年内完成へ

「地産地消」の電力供給システム導入計画

KICホールディングス(HD)は12月5日、埼玉県春日部市で新たな物流施設「KIC春日部ディストリビューションセンター2」の地鎮祭を実施したと発表した。

地上4階建て、延床面積は1万8119㎡を計画しており、着工は2024年1月、竣工は25年2月をそれぞれ予定している。KICグループが同市内で開発するのは2棟目となる。

東北自動車道の岩槻ICから約10㎞、国道16号線・新4号国道線の庄和IC交差点から約750m。埼玉東部、千葉東葛エリアを幅広く網羅できる物流適地に位置しているのが強み。

太陽光発電設備で発電した再生可能エネルギーを供給するHES(複合型電力供給システム)を導入し、発電した電力を入居テナントが直接消費できる「地産地消」の電力供給システムを展開する。

また、東京都あきる野市で開発を進めている物流施設「KICあきる野ディストリビューションセンター」について、2023年末に竣工する計画を公表した。

計画概要

所 在 地 埼玉県春日部市下柳 1537-1 他
敷地面積 9,950.55㎡(約3,010.04坪)
用途地域 市街化調整区域
着 工 2024年1月初旬(予定)
竣 工 2025年2月末(予定)
建物構造 鉄骨造
階 数 地上4階
延床面積 18,119.50㎡(約 5,481.15 坪)


完成予想図


周辺地図(いずれもKICHD提供)

(藤原秀行)

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