いすゞとUDトラックス、⾧野県の南信州地域に協業拠点設立

ユーザーの利便性向上図る

いすゞ自動車とUDトラックスは12月13日、⾧野県の南信州地域（飯田・下伊那）に協業拠点を開設すると発表した。12月19日に営業を開始する予定。

新協業拠点（両社提供）

本拠点はいすゞグループの販売会社、いすゞ自動車中部（名古屋市）が運営する飯田サービスセンターを、UDトラックスの飯田カスタマーセンターの隣地に移転させ、協業拠点として新たに開設・運営する。

中央自動車道の松川ICに近く、両社ブランドの高度純正整備を提供することなどで⾧野県最南端の南信州地域のユーザーを対象に、利便性向上を図る。

バッテリーEV（BEV）の普及に向け充電器を備えるほか、LED照明、バイオ式工場排水処理装置を設置し、外構の一部にリサイクル素材を活用するなど、環境面にも配慮。工場の屋根に遮熱塗装を採用し、作業エリアにスポットエアコンも配備。整備員の労働環境改善に努める。

両社は国内で計400拠点を超える商用車サービスネットワークを最大限に活用するとともに、グループ一体で進めてきた協業活動をさらに推進する。

・移転前の住所:⾧野県飯田市上郷飯沼1419-2

＜協業拠点の概要＞

（藤原秀行）