実証イベントを開催へ
ヘリコプター運航などを手掛けるAirXは3月11日、つくば航空(茨城県つくば市)と連携し、茨城県つくば市に「空飛ぶクルマ」のデモフライト、地上インフラ、技術実証や整備拠点として「つくば空飛ぶクルマ テストフィールド」を開設したと発表した。
中国のパートナー企業EHang(イーハン)の空飛ぶクルマ「EH216-S」の実証フライトイベントを3月20、21の両日に開催する。AirXによれば、空飛ぶクルマが関東圏の空を飛ぶのは本実証が初めてという。
「EH216-S」(AirX提供)
AirXはつくばヘリポートを空飛ぶクルマのバーティポート(専用離着陸拠点)として整備し、関東地域の中心的存在を担わせたい考え。併せて、首都圏で将来、数千機規模の空飛ぶクルマ運航を見据え、東京より50km圏内に運航管理システムの基礎や整備基地を構築、運航の基盤を整える計画。
(藤原秀行)