ビジネス書評・本棚からひとつかみ『やっぱり会計士は見た! 本当に優良な会社を見抜く方法』
(前川修満著・文藝春秋) 大幅赤字だ粉飾だ、と世間を騒がせることが多い企業の決算書。ベテラン公認会計士が話題の企業の損益計算書などを題材に、経営の実情をいかに読み解くかを分かりやすく伝授する。例えば […]
(前川修満著・文藝春秋) 大幅赤字だ粉飾だ、と世間を騒がせることが多い企業の決算書。ベテラン公認会計士が話題の企業の損益計算書などを題材に、経営の実情をいかに読み解くかを分かりやすく伝授する。例えば […]
(稲垣栄洋著・ちくまプリマー新書) 「雑草魂」などと言われ、底力を持っているような印象が強い雑草。しかし、著者の農業研究者はそうした一般的なイメージと異なり、生存競争に弱い植物だからこそ生き残ってい […]
(梅原 淳著・洋泉社) 国鉄分割民営化から30年余り。それぞれ違う道を歩んできたJR7社は人口減少という厳しい現実の下、次の30年でどう変化していくのか?そんな難題に回答を示そうと、気鋭の鉄道ジャー […]
(軽部謙介著・岩波新書) 現政権が続ける異色の経済政策「アベノミクス」がいかにして形成されてきたのか。その裏側を通信社で長く経済記者として活躍している著者が徹底取材し、時系列で再現してみせる。異次元 […]
(三戸政和著・講談社+α文庫) 転職や起業が広く定着した今、投資ファンドを運営する著者は新たなキャリアアップの手段として、好業績の優良中小企業を個人が買収してオーナーになる「個人M&A」を訴える。会 […]
(森隆行著・晃洋書房) 水先案内人。みんな知っているけど、「じゃあどんな仕事なの?」と聞いたらどれだけの人が正しく答えられるのか不安になってしまう。そんな地味だけと大事な職業を、商船三井出身の大学教 […]
(川上和人著・新潮社) タイトルからして何やそれ?と脱力感満載の、鳥類学者による超風変わりな鳥エッセイ。無人島への生態調査などアクティブな活動ぶりとさまざまな鳥の生態紹介がメーンではあるが、「即刻メ […]
(首藤若菜著・岩波新書) 「物流危機」の言葉が当たり前のように聞かれる今、厳しいのは宅配だけじゃなく運送業界全体なんだという現実を、研究者が労働問題の観点から解説してみせた。ヤマト運輸は以前から労使 […]
(倍賞千恵子著・PHP新書) 映画「男はつらいよ」シリーズのさくら役がとっても印象的な、言わずと知れた大女優が、交流を重ねてきた人たちの意外な素顔を明かしつつ、自らの歩みも振り返った。寅さんの役柄と […]
(幡野広志著・PHP研究所) 2017年に血液細胞のがん「多発性骨髄腫」を患い、余命3年の宣告を受けた30代の写真家が、幼い息子へのメッセージを綴った。そう聞くだけで涙が止まらなくなりそうだが、本人 […]
寒い現場が大好きな“低温物流界のアイドル”(ニチレイロジグループ本社) 不二家の「ペコちゃん」にヤンマーの「ヤン坊・マー坊」、森永製菓の「キョロちゃん」…。ユーザーに商品やサービスへの親しみを持って […]
(金成隆一著・朝日新聞出版) ますます傍若無人ぶりに磨きが掛かるトランプ米大統領。そんな彼を支持しているのは一体誰?との素朴な疑問を晴らそうと、朝日新聞記者が草の根取材を敢行した。主要産業が衰退した […]
(三澤茂計、三澤彩奈著・ダイヤモンド社) 山梨のワイナリーが、日本のワインに革命を起こした!経営する父娘が力を合わせ、糖度が低く醸造には向かないとされていた地元のぶどう「甲州」を使い、二人三脚で品質 […]
(山口 周著・光文社新書) 現代社会に閉塞感をもたらしているもの、それは古い価値観と過去の成功体験にしがみ付き続ける劣化した「オッサン」である―。組織開発や人材育成のコンサルタントが、いかにそんな厳 […]
(玉木俊明著・PHP新書) 現代の世界はどのように形成されていったのか? 経済史研究家が物流と貿易を切り口に、独自の解説を試みた。物流が国家の盛衰を左右する上で重要な要素になってきたと分析。具体例と […]
(師走の番外編) ①『ブルックリンでジャズを耕す 52歳から始めるひとりビジネス』 (大江千里著、KADOKAWA) 言わずと知れたポップミュージック界のスターは、47歳で憧れのジャズの道に飛び込ん […]