25年7月末竣工予定、ブランドは「LOGI STATION」に決定
JR九州は3月27日、福岡県小郡市でマルチテナント型物流施設「LOGI STATION(ロジステーション)福岡小郡」を開発すると発表した。
地上2階建て、延床面積は8万5870㎡で、2025年7月末の竣工を予定している。同社はこれまで既存物件を取得してきたが、自社で用地を購入、開発するのは今回が初めて。
竣工イメージ
大分自動車道の筑後小郡ICから約1.5km、九州自動車道の鳥栖ICから約9kmに位置し、九州全域への広域輸送拠点として活用できると見込む。
高床区画に加えて低床区画や冷蔵対応区画、危険物倉庫を計画しており、多様なニーズに幅広く対応可能な施設とする。
JR九州は今後、自社で開発する物流施設のブランドに「LOGI STATION」を採用、積極的に事業を推進する。
物流を表す「LOGI」と鉄道会社を連想させる「STATION」を組み合わせた造語で、ロゴは先進技術の結晶ともいえる新幹線をモチーフに取り入れており、スピード感や先進性を表現している。同社は「地域の拠点である鉄道駅のように、本施設が物流における重要な拠点となるよう願いを込めている」と説明している。
所在地
ブランドロゴ(いずれもプレスリリースより引用)
施設概要
所在地:福岡県小郡市干潟1207-3 他
敷地面積:77,031 ㎡
延床面積:85,870 ㎡
構造規模:鉄骨造2階建(ボックス型)
竣工:2025年7月末(予定)
(藤原秀行)