キリンビール、「2024年問題」考慮し全工場の物流エリアで職場環境整備を推進

キリンビール、「2024年問題」考慮し全工場の物流エリアで職場環境整備を推進

全体で8億円投資、まずトイレ改修に着手

キリンビールは5月7日、全工場の物流エリアを対象に、トイレや休憩所などの厚生施設、事務所などの職場環境全般の整備に着手すると発表した。

4月下旬から全工場のトイレ約110カ所とその周辺環境の改修・新設を進める。完成は12月の予定。

「2024年問題」やトラックドライバー不足などの環境を踏まえ、自社従業員に加えてドライバーやピッキング作業員、フォークオペレーターなど物流従事者全員の就労環境を改善し、定着を図る。

トイレの改修を含めた一連の職場環境整備に約8億円を投じ、2025年以降はトラックドライバーの休憩所など厚生施設の改修も順次実施する計画。

(藤原秀行)

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