福岡・古賀で霞ヶ関キャピタルが開発参画のマルチ型3温度帯対応物流施設、ランテック入居決定

福岡・古賀で霞ヶ関キャピタルが開発参画のマルチ型3温度帯対応物流施設、ランテック入居決定

延床全体は3.7万㎡、今年6月竣工予定

霞ヶ関キャピタルは5月29日、開発用地のソーシングと企画立案を担い、アセットマネジメント業務を受託している福岡県古賀市のマルチテナント型物流施設「LOGI FLAG DRY & COLD 福岡古賀I」の一部区画を低温物流大手のランテックが賃貸借することが決まったと発表した。

地上3階建て、延床面積は3万6809㎡。今年6月に竣工する予定。


(いずれも霞ヶ関キャピタル提供)

同施設はドライ・冷蔵・冷凍の3温度帯に対応。福岡市と北九州市を結ぶ要所に位置し、九州自動車道の古賀ICから約3㎞、福岡ICから約15km。福岡空港と博多港まで30分圏内のため、空路と海路双方のアクセスに優れ、国内外との貨物輸送にも対応可能とみている。

1階は環境に配慮した自然冷媒による冷凍冷蔵設備を設置した冷凍冷蔵区画として運用し、約1000坪から賃貸可能。最大3テナントの入居が可能な設計を採用している。設定温度を変更できる機能を有し、幅広い商材や運用に対応できるようにする。

2階および3階はドライ区画で、荷物用エレベーター3基、垂直搬送機3基を実装し、倉庫内オペレーションの効率化を後押しする。ドライの区画は約2000坪から賃貸可能で、最大3テナントが入居できる設計を施している。

施設概要

物件名

LOGI FLAG DRY & COLD 福岡古賀Ⅰ

所在地

福岡県古賀市玄望園14-1,14-2(地番)

交通

九州自動車道「古賀IC」約3㎞

JR鹿児島本線「古賀駅」約5㎞

延床面積

36,809.27㎡(11,134.80坪)

敷地面積

23,849.80㎡(7,214.56坪)

竣工

2024年6月(予定)

賃貸借契約開始

2024年7月1日(予定)

構造

鉄骨造 一部 鉄骨鉄筋コンクリート造 地上3階建(耐火構造)

評価認証

CASBEE 建築評価認証 Aランク取得(予定)

BELS認証(ZEB Ready)取得(予定)

(藤原秀行)

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