日本郵船とアストモスが共同保有の新LPG二元燃料エンジン搭載船、「GAS AMETHYST」と命名

日本郵船とアストモスが共同保有の新LPG二元燃料エンジン搭載船、「GAS AMETHYST」と命名

今年2隻目、SOxやCO2排出削減見込む

日本郵船は6月28日、同社とアストモスエネルギーが共同保有する大型LPG(液化石油ガス)運搬船の命名式が6月12日に川崎重工業の坂出工場(香川県坂出市)で行われ、「GAS AMETHYST(ガス アメジスト)」と命名されたと発表した。

同船は3月に竣工したGAS GARNET(ガス ガーネット)に続くLPG二元燃料エンジン搭載船。共同保有船としては今年2隻目、アストモスエネルギー向けLPG二元燃料船としては4隻目になる。


右から1人目:三菱UFJ銀行・大嶋幸一郎常務執行役員、3人目:日本郵船・渡辺浩庸常務執行役員、4人目:出光興産・前田健也常務執行役員、6人目:アストモスエネルギー・山中光社長、7人目:川崎重工業・今村圭吾常務執行役員エネルギーソリューション&マリンカンパニーバイスプレジデント兼船舶海洋ディビジョン長、9人目:国土交通省四国運輸局・河野順局長

同船は重油とLPGを燃料として使用できる二元燃料エンジンを搭載。軸発電機を採用し、主機からプロペラにつながる軸の回転を利用して発電することにより、通常航海中のディーゼル発電機を停止させ、LPG燃料のみで航行できる。LPGを燃料として使用する場合、日本郵船の従来船の重油焚きに比べ、排気ガス中の硫黄酸化物(SOx)が95%以上、CO2が20%以上削減できると見込む

LPGのほか、将来の脱炭素社会を実現する上で注目されているアンモニアも積載できるため、将来需要が増加すればアンモニア輸送にも対応できると想定している。

同船の概要

全長:229.90m
型幅:37.20m
深さ(型):21.90m
夏期満載喫水(型):11.65m
積載容量:86,953㎥

(藤原秀行)※いずれも日本郵船提供

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