製品収容能力1.5倍、25年4月竣工予定
産業用冷蔵庫大手のフクシマガリレイは9月11日、業務用冷蔵庫・製氷機を中心に製造する岡山工場(岡山県勝央町)に、新たなトラックバース・平面倉庫、立体倉庫を有した配送センターを建設すると発表した。
投資額は約30億円の見込みで、2025年4月の竣工を予定している。
同社は2023~25年度の3年間で約208億円の成長投資を予定しており、今回の配送センター建設もその一環。
岡山工場新配送センター外観イメージ(フクシマガリレイ提供)
同工場は1984年の設立以来、40年間業務用冷蔵庫を中心に、製氷機などの厨房関連機器や医療理化学機器を生産している。岡山第二工場に隣接する勝央町内に新配送センターを建設し、自社製品の保管・出荷関連業務を担わせることにした。
新配送センターは製品収容能力を現配送センターの1.5倍に相当する6000台以上まで高め、従来2基だったクレーンを4基に増やして入出庫能力を2倍以上に強化する。より効率的な自動倉庫を採用し、安全で質の高い保管・出荷環境を実現したい考え。
新配送センター建設計画の概要
名称(仮称):岡山配送センター
所在地:岡山県勝田郡勝央町
敷地面積:約17,000㎡
投資額(見込み):約30億円
着工時期:2024年8月
竣工予定時期:2025年4月
(藤原秀行)