センコーグループ、大阪・東大阪市に3万㎡の物流拠点新設

センコーグループ、大阪・東大阪市に3万㎡の物流拠点新設

京阪神地区の広域配送担う

センコーグループホールディングス(GHD)は2月6日、大阪府東大阪市に新たな物流拠点「センコー東大阪第2PDセンター」を同日開設したと発表した。

センコーGHDが建設し、傘下のセンコーが運営する6例目の拠点となる。

 
 


センター外観(プレスリリースより引用)

新センターは阪神高速道路の水走ICまで約1km、大阪市中心部まで約30分、神戸や京都へは約1時間で到達可能。京阪神地区の広域配送を担えると見込む。

地震による液状化リスクが比較的小さい内陸部に位置し、洪水や津波の影響も受けにくく、BCPの面でも優位性があるとみている。

センコーは以前、同地にあった賃借倉庫を運営していたが、センコーGHDが土地の再開発を担い、付加価値を高めた新センターを建設した。

屋根上には太陽光発電設備を、敷地内には定置用蓄電池をそれぞれ取り入れ、再生可能エネルギーの活用を促進する。

センコー東大阪第2PDセンターの概要
所在地:大阪府東大阪市水走3-4-6
建物構造:S造 5階建
敷地面積:9,163㎡
延床面積:29,670㎡
設備:トラックバース45台、垂直搬送機2台、クライミングレベラー1台、ドックレベラー2台、太陽光発電設備、定置用蓄電池、非常用発電設備など
貸主:センコーグループホールディングス株式会社

 
 

(藤原秀行)

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