栃木・佐野と神奈川・藤沢の2拠点、品質の高さアピール狙い
南日本運輸倉庫は3月5日、日本規格協会が定めている「JSA-S1004:2020コールドチェーン物流サービス―低温保管サービス及び低温輸送サービスに関する要求事項」に関し、栃木県佐野市の「佐野チルドフローズン物流センター」と神奈川県藤沢市の「藤沢営業所」の2か所で、一般財団法人日本海事協会から認証を受けたと発表した。
同社は「JSA-S1004:2020」を取得したのは日本で初めてと説明している。自社の低温物流の水準の高さをアピールしていきたい考えだ。
JSA-S1004:2020認証(南日本運輸倉庫提供)
「JSA-S1004:2020」は国土交通省が2018年に策定した「日ASEAN(東南アジア諸国連合)コールドチェーン物流ガイドライン」に準拠して、高品質な日本式コールドチェーンの要件を満たしていることを証明する規格。日本規格協会が定め、日本海事協会が認証している。
(藤原秀行)