群馬の2カ所で5月から、業務効率化図る
日本郵便関東支社は4月11日、群馬県の郵便局2カ所で、5月1日から窓口を半日休止する取り組みを試験的に始めると発表した。
郵便局ネットワークを維持するため、午前中は窓口を閉めて局員が郵便物や荷物の配達業務など、午後に窓口業務をそれぞれ実施。業務を効率化できるかどうかを見極める。
対象は群馬県中之条町の「六合郵便局」と「入山郵便局」。現在は午前9時~午後5時に開けている郵便窓口を午後1~5時のみに、午前9時~午後4時に開けている貯金・保険窓口も午後1~4時のみにそれぞれ短縮する。
ATMも平日は現在の午前9時~午後5時半から正午~午後5時に短縮する。
2007年の郵政民営化後、直営の郵便局の営業時間を平日に半分まで短縮するのは初めてという。
(藤原秀行)