物流業界で積極展開目指す
三菱倉庫のCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)、MLCベンチャーズは4月10日、運用しているファンド「MLCイノベーション1号投資事業有限責任組合」を通じ、工場や倉庫向けにIoT重量計を用いた在庫管理・自動発注などのソリューション「スマートマットクラウド」を展開しているスタートアップのエスマット(東京都品川区東五反田)に出資したと発表した。
具体的な出資の額や比率は開示していない。
(プレスリリースより引用)
「スマートマットクラウド」はIoT機器で重量ベースで在庫を計測、データをクラウド上で管理して在庫の可視化と最適化を進め、業務効率・精度向上と経営改善を後押ししている。
MLCベンチャーズはエスマットと連携し、スマートマットクラウドを物流業界にも積極的に展開していくことを念頭に置いている。
(藤原秀行)