市内の自社開発で最大規模
日本GLPは4月30日、千葉県八千代市で延床面積が15万7600㎡の物流施設「GLP八千代Ⅴ」が竣工したと発表した。ダイワコーポレーションが1棟借りし、他業種が入居可能な物流施設として運用する予定。
ダイワコーポレーションは4月22日、1棟借りしたことを公表済み。
竣工済みの「GLP八千代Ⅳ」に隣接している敷地を最大限に利用し、既存物件を建て替えた。既存物件を利用していたあらたが「GLP八千代IV」に移転するとの並行して開発を進め、あらたのオペレーションを中断させず、段階的な退去と明け渡しを実現した。
「GLP八千代Ⅴ」はダブルランプウェイを備え、全ての賃貸区画に電動シャッターを導入。免震構造を採用し、入居企業の事業継続性向上を後押ししている。
「GLP八千代Ⅴ」外観
「GLP八千代Ⅳ」(左)と「GLP八千代Ⅴ」の鳥瞰
トラックバース・庫内
日本GLPは八千代市で「GLP八千代」「GLP八千代Ⅱ」「GLP八千代Ⅳ」の3棟が稼働しているほか、「GLP八千代Ⅵ」の開発も進めている。「GLP八千代Ⅴ」は一連の施設の中で最大規模。
東関東自動車道の千葉北ICから約9.9kmで、工業団地エリアの中心に位置。物流主要幹線の東関東道をはじめ、圏央道、常磐自動車道、京葉道路にも近接している。
■施設概要
施設名:「GLP八千代Ⅴ」
所在地:千葉県八千代市大和田新田686-3
敷地面積:67,427.70㎡
延床面積:157,600.45㎡
構造:地上5階建て、免震PC造(一部S造)
着工:2023年9月
竣工:2025年3月末
認証取得:CASBEE Aランク(新築)認証(予定)、BELS 6Star認証、ZEB-Ready認証
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用