工場・センター間をコンベアで接続し横持ち解消、CO2排出量6割削減見込む
トランコムは12月3日、湖池屋の中部エリア向け物流業務を手掛ける拠点「トランコム海津事業所」を岐阜県海津市で開設、12月1日に稼働を始めたと発表した。
湖池屋が中部工場を同市内で開設したのに伴い、同社専用の新たな保管・配送拠点として工場の敷地内に開設した。
これまで湖池屋の中部エリア向け商品の輸配送は関東と関西の物流センターから実施していた。新事業所は工場とコンベアで直接結んで工場から物流センターへの横持ちを解消、中部エリアの配送を一元化した。
トランコムは横持ちをなくすことでCO2排出量を約6割削減できると見込む。

右側のコンベアで湖池屋の商品を物流センターへ移動
| 名称 | トランコム㈱ 海津事業所 |
| 所在地 | 岐阜県海津市南濃町庭田829-11(湖池屋中部工場敷地内) |
| 稼働開始日 | 2025年12月1日 |
| 主な業務 | 湖池屋ポテトチップス等の中部エリア向け保管・配送 |
| 延床面積 | 6,601.21 ㎡ |

トランコム海津事業所(左)と湖池屋中部工場

コンベア(いずれもトランコム提供)
(藤原秀行)


