イランがホルムズ海峡に「安全回廊」設置

イランがホルムズ海峡に「安全回廊」設置

英海運情報会社が報じる

英国の海運情報会社ロイズリストは3月18日、中東のエネルギー輸送の要衝・ホルムズ海峡をイランが事実上封鎖していることに関連し、同海峡の領海内に「安全回廊」を設け、イランの革命防衛隊が承認した船舶のみ航行を許可していると伝えた。

3月20日にギリシャの貨物船が安全回廊を通過したという。このほか、少なくとも9隻が安全回廊を通航した。その手続きの際、タンカー1隻の通航で200万ドル(約3億1900万円)をイラン側に支払ったケースがあったと言及しているが、真偽は不明。



ロイズリストは先に、安全回廊の利用に関しては、インドやパキスタン、中国などがイラン側と通過の審査に関する交渉を進めていると報じていた。

中東の衛星テレビ局アルジャジーラは3月24日、オマーンのバドル・アルブサイディ外相が海峡の安全な航行を確保するため、集中的に取り組んでいると述べたと伝えた。

イランとオマーンの領海は重なる部分もあり、オマーンにも安全回廊のようなルートが設けられるかどうかが注目される。

(藤原秀行)

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