座学・見学に実務体験も追加、現場理解を実践レベルに向上図る
三菱商事ロジスティクスは5月20日、国内物流の実務理解を深めてもらうための体験型研修プログラム「シゴト体験ラボ」の運営を開始したと発表した。
同社が「物流不動産サービス」の一環として提供してきた現場研修(座学講義および現場見学)に、参加者から要望の多かった「実務体験」を新たに組み合わせた。
物流業務の理解を知識のレベルから、実践的なレベルへ引き上げるのが狙い。
併せて、このサービスを物流人材育成サービス「ロジスタ」の国内物流コースに位置付け、サービス名称を「シゴト体験ラボ」に変更した。

シゴト体験ラボ(三菱商事ロジスティクス提供)
プログラムは、1日または半日完結型の研修として、座学講義、現場見学、現場作業体験の3ステップで構成。
座学講義は物流の基礎知識や倉庫業務の全体像について、現役の物流実務者が解説する。現場で培われた実践知を体系的に学ぶことが可能とみている。
現場見学は、実際に稼働している倉庫現場を見てもらい、作業動線や設備配置、業務プロセスをリアルに理解できるようサポートする。
新規に追加した現場作業体験は、ピッキング・WMS(倉庫管理システム)検品・梱包・荷札貼付といった一連の出荷業務を実際に体験することで、現場の作業負荷や業務特性を体感、理解の定着を支援する。
新サービスは同社の京浜事業所(横浜市鶴見区)で提供しており、1日(午前9時~午後5時)、半日(午前・午後)の両パターンを設定している。
今後は「シゴト体験ラボ」で得られる現場理解を基盤に、より高度な業務改善やDX推進に資する教育プログラムの開発・提供を強化し、企業の物流競争力向上につなげていきたい考え。
(藤原秀行)












