日通、航空貨物の保安体制高度化へ成田拠点で爆発物探知犬導入

日通、航空貨物の保安体制高度化へ成田拠点で爆発物探知犬導入

制度改定に対応、効率化と両立図る

日本通運は6月3日、航空貨物の保安体制高度化に向け、爆発物探知犬(Explosive Detection Dog、EDD)を、同社の拠点「NARITA Air Cargo City」の成田空港第二・第三物流センターに導入、6月に順次運用を始めると発表した。


爆発物探知犬「BONO(ボノ)」とハンドラー(プレスリリースより引用)

2026年1月の航空保安制度改定を受け、日通はX線検査装置の導入を進めてきたが、従来のX線検査装置やETD(拭き取り検査)は貨物の形状や材質によって対応が難しいケースもあり、安定的な輸送サービスを維持する上で新たな検査手法の導入が急務となっていた。

そこで、日通は国土交通省航空局が新たに認めた航空貨物の爆発物検査手法のEDD検査を取り入れることにした。

EDD検査は、米国の専門機関が訓練した探知犬とハンドラーが参加。探知犬は米国運輸保安庁(TSA)の基準に則った訓練を受け、同基準に準拠した検知能力を備えている。

成田空港第二・第三物流センターで、既存のX線検査装置とEDD検査を組み合わせ、保安体制の強化と検査効率の向上を両立させたい考えだ。

EDD検査を採用することで、これまで対応が難しかった長大貨物や特殊貨物などもカバーできる。

(藤原秀行)

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