米製造プロジェクトから調達
火力発電大手のJERAは6月18日、日本郵船グループのNYK Bulkship (Asia) 、商船三井の両社と燃料アンモニア輸送船各2隻(計4隻)の定期用船契約を締結したと発表した。
2022年に締結した覚書に基づく協議を経て、締結にこぎ着けた。
JERAは碧南火力発電所(愛知県碧南市)で、2029年度をめどにアンモニアの大規模燃焼(熱量比20%)の商用運転開始を予定している。
使用する低炭素アンモニアは米ルイジアナ州の製造プロジェクト「Blue Point」(ブルーポイント)で生み出し、本契約に基づき用船する燃料アンモニア輸送船を活用する。
JERAは、発電燃料として利用される大規模なアンモニアを、より低廉なコストで調達・輸送するためには、輸送船舶の大型化が必要と指摘。VLGCサイズ(大型)の輸送船がアンモニア輸送に長期で従事するのは世界で初めてという。
JERAは2050年に国内外の自社事業から出るCO2の実質ゼロを目指し、再生可能エネルギーの拡大とともに、ゼロエミッション火力発電の推進に取り組んでいる。
今後も国内外の有力企業と連携しながら、低炭素水素・アンモニアのバリューチェーンの構築・拡大を図り、グローバルな脱炭素化とエネルギー問題の解決を促進する。

(日本郵船提供)

(商船三井提供)
定期用船契約の概要
| 船主 | NYK Bulkship(Asia)Pte. Ltd. | 株式会社商船三井 |
| 用船者 | 株式会社JERA | |
| 隻数 | 2隻 | 2隻 |
| アンモニア輸送船仕様 |
川崎重工業製 VLGC ・全長:約229.90 m ・型幅:37.20 m ・深さ(型):21.90 m ・夏季満載喫水(型):11.65 m ・積載容量:約87,000 m3 ・推進機関:LPG/重油二元焚き |
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低炭素アンモニアバリューチェーン(イメージ)
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用









