分析に利用可能なCSVとして出力、企業がコスト把握し経営判断に反映可能に
Shippioは7月28日、貿易業務効率化支援システム「Shippio Platform」で、新たに物流コスト(輸送関連費用)の分析を支援する「請求項目のAI自動タグ付け機能」の提供を開始したと発表した。
国際輸送の請求書は事業者ごとに、海上運賃やOCEAN FREIGHTなど、費用の呼び名がばらばらで、集計に手間を要することが多かった。
新機能は、AIが費用の内容を読み取って自動で分類し、そのまま分析に使えるデータ(CSV)として出力する。企業は新機能を駆使することで「どの費用が・どのルートで・どの事業者に多くかかっているか」を、手作業の加工なしにデータで把握・比較できるようになると想定している。
中東情勢をはじめとする地政学リスクの高まりや関税政策の変動により、国際物流を取り巻く環境は不安定な状況が続き、物流コストが企業活動に与える影響が年々大きくなる中、「自社の物流コストをデータで把握し、経営判断に反映したい」とのニーズが急速に高まっていることに対応する。
統一されていない項目を自動で分類することで、コストの全体像が素早くつかめるようになり、価格交渉やコスト削減、ひいては経営の意思決定の土台になるとみている。
出力データ(CSV)は、明細1件が1行にまとまり、ルート・船会社・日付・重量といった情報が同じ行に並ぶよう配慮。日本円換算機能も備え、外貨記載の請求内容が混在していても即座に合算できるよう工夫している。
請求書を1枚ずつ読み解いてエクセルに転記する作業が不要になるなど、大幅に業務を効率化できるとみている。
(藤原秀行)







