【熊本地震】熊本空港のターミナルや滑走路が通常通り運用開始、九州新幹線は全線で運転中止

【熊本地震】熊本空港のターミナルや滑走路が通常通り運用開始、九州新幹線は全線で運転中止

県内避難所465カ所、9872人が避難

令和8年熊本地震を受け、熊本県は7月29日、第3回の災害対策本部会議を開催した。

担当部局が同日午前9時半時点の情報として報告したところによると、熊本県内の人的被害が39人に上り、うち3人が死亡、5人が心肺停止、3人が重症という。

八代市の日本製紙八代工場で煙突が倒壊した事故では、現場に閉じ込められた11人のうち4人が救助されたが、このうち2人が心肺停止で、2人は重傷という。他の7人の安否はまだ不明。

また、嘉島町の「イオンモール熊本」で地震後に爆発、2階部分が崩落した事故は8人が救助され、このうち2人が死亡、1人が心肺停止。5人が負傷している。

現在、県内に避難所を465カ所開設し、9872人が避難している。県内の約3万6700戸で停電している。また、宇城市や宇土市などの約5万6815戸で断水している。

閉鎖していた熊本空港は7月29日の朝、ターミナルが通常通りオープンし、滑走路も運用を開始した。旅客の負傷者はなく、店舗のスタッフ1人がやけどをした。ターミナル内で欠航のため移動できなかった旅客ら約200人がどとまっているという。国内線は一部に欠航が出ている。

JR九州によると、九州新幹線は地震で線路や設備に異常が出ていないか点検するため、博多~鹿児島中央の全線で始発から運転を取りやめている。西九州新幹線は朝から通常通り運航している。

経済産業の支援として、避難所などに簡易型クーラーをプッシュ型で発送する。7月29日の夕方、航空自衛隊が3300台を熊本空港に輸送する予定。その後、各避難所などに届けるという。停電が続いている医療機関などへの電源車派遣についても手配している。

(藤原秀行)

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