愛媛県の「ゼロカーボン・ビジネスモデル創出事業」に採択、ものづくり活性化と両立目指す
佐川印刷は8月13日、愛媛県が公募した「令和8年度愛媛県ゼロカーボン・ビジネスモデル創出事業」に企画提案が採択され、実施事業者に選定されたと発表した。
段ボールを活用した県内循環型のCO2削減ビジネスモデルを構築し、地域の脱炭素化と循環型ものづくりの推進を両立させることを想定している。
具体的には、プラスチックやスチールなどで従来作られてきた家具・什器・掲示物などを段ボールに順次転換し、CO2排出量の削減を目指す。
段ボールを梱包にとどまらず、新たな用途へ展開するための企画・設計・試作を実施。並行して、段ボール素材の開発から製造、販売、回収・リサイクルまでを愛媛県内で完結させる循環型ビジネスモデルの実現可能性を実証する。
脱炭素と、紙・印刷産業をはじめとする地域のものづくり産業の活性化を両立させる、新たなモデルの構築を目指します。
同社は今年4月、「未来を創るためのゼロカーボン宣言」を制定。「えひめゼロカーボン・チャレンジ企業」の認定を取得した。
「ISO14001」自己適合宣言やグリーンプリンティング工場認定を得るとともに、太陽光発電設備の導入、電気自動車・ハイブリッド車の導入、バイオディーゼル燃料の活用など、環境負荷低減に継続して取り組んでおり、今回の施策もその一環。
今後は事業の進捗を随時公表するとともに、成果報告会や展示・イベントなどを通じて県内企業への横展開を図る。

tableオリジナルカルトン:段ボールにデザインで付加価値を創出することを目指す(佐川印刷提供)
(藤原秀行)








