飲料と粉ミルク、輸送効率化とCO2排出量削減を推進
ネスレ日本と明治の両社は10月16日、物流効率化と環境負荷低減に向け、関東~関西間で、内航海運を使い、両社の貨物を往復輸送で組み合わせる「ラウンド輸送」を10月19日に始めると発表した。
空荷の輸送区間を削減し、物流効率向上とCO2排出量の抑制を図る。

堺泉北港(大阪府堺市)で、トラックが船に乗り入れる様子

輸送する製品の例。(左から)明治「明治ほほえみ らくらくキューブ」「明治ほほえみ」、ネスレ日本「ネスカフェ ゴールドブレンド」
海上ラウンド輸送では、関東から関西への輸送で明治の粉ミルク製品を、関西から関東への輸送でネスレ日本の飲料製品をそれぞれ運ぶ。
輸送の際はトラックの荷台部分(トレーラー)のみを船で運び、運転手が長距離を走行しない方式を採用。長距離輸送におけるドライバーの拘束時間を削減するとともに、空荷走行の削減による車両稼働率の向上を図る。
トラック輸送のみの場合と比べて、年間のCO2排出量を約56%削減できると見込む。
両社は今後も運用実績を踏まえながら、新たな輸送ルートや地域への展開可能性を検討し、物流の効率化と環境負荷低減の両立を目指す。
<概要>
輸送開始日:
2026年10月19日(月) 明治(関東~関西)
2026年10月22日(木) ネスレ日本(関西~関東)
輸送頻度:
週1回(往復) ※最初は月1回(往復)より開始し、順次頻度拡大予定
輸送製品:
明治「明治ほほえみ」をはじめとした粉ミルク製品
ネスレ日本「ネスカフェ ゴールドブレンド」をはじめとした飲料製品
輸送区間:
【往路】 明治 野田倉庫(千葉県野田市)→ 千葉港 → 明治 西日本MDC(大阪府高槻市)
【復路】 ネスレ日本 尼崎MDC(兵庫県尼崎市)→ 堺泉北港 → ネスレ日本 野田物流センター(千葉県野田市)
※物流拠点や工場と港の間は、陸路でトラックを使用する

明治 野田倉庫(千葉県野田市)を出発するトラック

ネスレ日本 尼崎MDC(兵庫県尼崎市)を出発するトラック
<ネスレ日本と明治が共同で行う、海上輸送のイメージ>

※物流会社について:郵船ロジスティクス株式会社が全行程の輸送を手配する
(藤原秀行)※いずれも両社提供








