荷室高を150mm拡大、かさばる荷物も運びやすく
商用電気自動車(EV)の企画・開発・販売を手掛けるフォロフライは10月15日、1t積載クラス商用EV「F11シリーズ」のF11VSの新たなラインアップとして、3人乗りモデルの荷室高を150mm拡大した「3人乗りミドルルーフ仕様」の受注を同日開始したと発表した。
F11VSは2026年1月に販売を開始。先行生産分100台を完売したほか、6月には乗車定員を3人に拡張した3人乗りモデルをラインアップに加えた。
一方で、EC配送を手掛ける事業者から「荷室にもう少し高さが欲しい」「かさばる荷物を一度に多く運びたい」といった声や、衣類クリーニング関係の事業者から「ハンガーに掛けた衣類を、たたまずに吊るしたまま運びたい」という声も出ている。
そうしたニーズをカバーするため、「ミドルルーフ仕様」を新たに設定した。

(フォロフライ提供)
3人乗りミドルルーフ仕様は、全高を2220mm(標準ルーフ比+210mm)、荷室高を1530mm(同+150mm)に拡大。荷室の長さ2690mm・幅1700mmは維持し、荷室容積は約6.3㎥から約7.0㎥へ約11%広げている。
乗車定員3人、最大積載量1tで、バッテリー容量、走行性能、安全装備・快適装備は3人乗りモデル(標準ルーフ)と共通している。
EC関連の宅配をはじめ、家具・家電・衣類クリーニングでの配送、イベントの設営・撤収など、かさばる荷物の取り扱いや複数人の乗務が求められる業務で効果を発揮すると見込む。
荷室高は背の高い荷物を立てたまま積めるほか、ハンガーに掛けた衣類も吊るしたまま運ぶことができる。
今後は全高2010mmで高さ制限2.1mの駐車場にも対応する「標準ルーフ」と、荷室容積を重視した「ミドルルーフ仕様」の2タイプから、走行ルートや駐車環境、積載する荷物に合わせて選べるようになる。
(藤原秀行)







