10万ビン・100台ロボットを活用、100万アイテム以上の効率保管・迅速入出荷サポート
自動倉庫システムを手掛けるノルウェーのAutoStore(オートストア)の日本法人AutoStore System(オートストアシステム)は11月4日、トラスコ中山が物流拠点「プラネット愛知」(愛知県北名古屋市)で、オートストアのキューブ型自動倉庫システム「AutoStore」を採用、今年5月に稼働を始めたと発表した。オートストアのパートナーを務めるオカムラが取り扱いを担った。
10万ビン(専用コンテナ)、100台のロボット、22カ所のカルーセルポート(ピッキングなどの作業エリア)を備えており、国内で最大規模のオートストア自動倉庫という。
トラスコ中山は2030年に工具など工場用副資材(プロツール)に関し、100万アイテム以上の在庫保有を目指しており、在庫戦略と出荷能力を支える物流基盤としてオートストアの採用に踏み切った。
トラスコ中山がオートストアを導入したのは、2018年以降で5拠点目。これまでの4拠点の運用を通じて、高密度保管によるスペースの有効活用や、商品を作業者の元に搬送する仕組みによるピッキング作業の効率化などを展開しており、プラネット愛知では建物の計画段階から10万ビン規模のオートストア採用を前提とした物流センター整備を計画してきた。

プラネット愛知のオートストア
プラネット愛知のオートストアは、約82m×66m、高さ5.5m(17段)のグリッド(保管ビンを積み上げるためのアルミ製枠組み)を組み立てている。計算上の出庫能力は2640行/時間と設定している。
プラネット愛知では従来の平棚に置き換えた場合、約3分の1のスペースに集約できているという。また、少量品から出荷頻度の高い商品まで幅広い在庫をオートストア内で保管し、必要な商品を作業者のところに届けることで、大規模な在庫を扱いながらピッキング作業の効率化にもつなげている。
稼働開始から約3カ月の時点で10万ビンのうち約8万ビンを使用しており、現在は出荷量の約4割をオートストアが担っているという。
(藤原秀行)(AutoStore System提供)






