W杯日本大会の盛り上がり受け、子どもたちが楽しさや素晴らしさ知る契機に
ゴールドウイン傘下でラグビー関連商品を扱うカンタベリーオブニュージーランドジャパン(東京都新宿区岩戸町)とDHLジャパンは9月23日、国内約3500の小学校に約3万個のラグビーボール(3号球)を寄贈したと発表した。
カンタベリーがオフィシャルトーナメントサプライヤーを務めた2019年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で日本代表が活躍、盛り上がったのを受け、ラグビー人気を継続させるため、子どもたちにラグビーの楽しさや素晴らしさを知る契機としてもらうのが狙い。
同日午後、カンタベリーの森本邦夫社長とDHLジャパンのトニー・カーン社長がスポーツ庁の鈴木大地長官を表敬訪問し、ラグビーボール寄贈完了を報告した。DHLはラグビーボールを無償で小学校や教育委員会に輸送した。
寄贈したラグビーボールは20年度の小学校新学習指導要領に盛り込まれた「ゲームおよびボール運動におけるタグラグビー」などに活用される予定。
表敬訪問の記念撮影に応じる(左から)スポーツ庁・藤江陽子次長、カンタベリー・森本社長、鈴木長官、DHLジャパン・カーン社長
ラグビーボールの活用風景(いずれもカンタベリー提供・クリックで拡大)
(藤原秀行)