オートバックスグループ、大分で2月に医薬品のドローン配送実験へ

オートバックスグループ、大分で2月に医薬品のドローン配送実験へ

山間地で訪問医療時の突発事態解消にらむ

オートバックスセブンは1月28日、子会社でドローン(無人飛行機)の機体修理などを担うエー・ディー・イー(大分県別府市)が、大分県竹田市の宮砥地区でドローンを使った医薬品配送の実証実験を2月4日に実施すると発表した。

同地区は地域医療の拠点となる診療所がなく、40キロメートルの遠方にある大久保病院が週に1度訪問診療を行っている。その際、事前に処方したものとは別の医薬品が急に必要となる場合があり、即日準備できず後日あらためて配送を強いられている。ドローンを使うことで医薬品の即時配送を可能とし、突発的な需要にも迅速に対応できるようにするのが狙い。地域医療の水準向上や過疎山間地で拡大するへき地医療の負担軽減につなげる。

実験には大久保病院やオーイーシー、エアロジーラボ、ハイパーネットワーク社会研究所と県、市も参加する。

実証実験の第2フェーズでは山間地域や島しょ部などでのサービス提供を視野に入れ、エアロジーラボが開発する日本初の120分以上・100キロメートル以上の飛行が可能な産業用ハイブリッド型ドローンを投入、効果実証を進める予定。将来的には災害発生時のような緊急の際に、避難所への医薬品配送などにも活用することで地域における防災力向上に貢献する構想を描いている。


ドローン実証実験の概要(オートバックスセブン提供・クリックで拡大)

(藤原秀行)

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