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ANAHD、国際線貨物収入は56・3%増の1605億円と過去最高記録

ANAHD、国際線貨物収入は56・3%増の1605億円と過去最高記録

21年3月期、コロナ禍で搭載スペース縮小も運賃上昇が追い風

ANAホールディングス(HD)が4月30日開示した2021年3月期連結決算によると、新型コロナウイルスの感染拡大による旅客需要激減で売上高は前期比63・1%減の7286億円、営業損益は4647億円の赤字(前期は608億円の黒字)、純損益は4046億円の赤字(同276億円の黒字)となった。純損益は過去最大の赤字になった。

ただ、ANAブランドの貨物事業は、国際線がコロナ禍で旅客便の運休・減便が広がり、貨物搭載スペースが縮小したため輸送重量は24・4%減の65万5000トンに落ち込んだ半面、貨物輸送需要の伸びや海上輸送の混雑の影響で運賃が上昇したため、貨物収入が56・3%増の1605億円で過去最高を記録した。

第1四半期(20年4~6月)はマスクなどの緊急物資の輸送需要が拡大。昨年8月以降は自動車関連部品や半導体・電子機器などの需要回復が追い風になった。今年2月以降は米ファイザー製のコロナワクチン輸送を開始した。

国内線は輸送重量が41・6%減の21万8000トン、貨物収入が18・2%減の208億円だった。

(藤原秀行)

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