次世代リーダー育成する「プロロジスアカデミー」の第3期を開催へ

次世代リーダー育成する「プロロジスアカデミー」の第3期を開催へ

顧客企業の若手人材中心に6人参加、異業種交流を促進

プロロジスは6月9日、物流業界の次世代リーダーを育成するための「プロロジスアカデミー」の第3期を同23日に開講すると発表した。

同社は物流業界で自動化などの環境変化が続いているのを踏まえ、変革に挑めるスキルや高い視座、リーダーシップを持つ人材を育成することを目的に、2019年から「プロロジスアカデミー」を開講。第1期、第2期参加企業から高い評価を受けていることから、今年度も開講を決定した。


2019年に開講した「プロロジスアカデミー」第1期の様子

プログラムの対象は、プロロジスの顧客企業に勤務する若手人材を中心に設定し、少人数に限定して開講。月に1度、全8回のカリキュラムは物流業界の最新事例を取り入れたケーススタディーやディスカッション、プロロジス開発の物流施設見学・現場検証など、実践的な内容で構成。また、受講生同士や卒業生との交流によって気づきを促すことを目指し、授業内外で活用できる受講生・卒業生用SNSや交流会の機会も提供。受講中にとどまらず卒業後も物流の未来について語り合い切磋琢磨できる人的ネットワークの形成をサポートする。

今年度はeコマース・製造業・食品卸・小売り・物流企業など様々な業種の6社から計6人が参加。異業種の受講生が交わることで、次世代物流に向けた新しい発想や気づきにつなげていきたい考えだ。

講師はプロロジスのコンサルティングパートナーを務めているCAPESの西尾浩紀氏が担当。今年度のカリキュラム予定は以下の通り。

第1回 受講生自己紹介:
各自の業務概要説明・課題の共有・ディスカッション
第2回 受講生によるプレゼンテーション:
〔プレゼンテーションテーマ〕
物流サービスの向上により成長した企業の取り組み、または物流現場を変革したテクノロジーとその活用事例について
第3回 グループディスカッション:
〔ディスカッションテーマ〕
社会環境の変化やテクノロジーの発展による物流の構造的変化と直面する課題について
第4回 物流施設見学・ディスカッション:
プロロジスパークに入居している物流の最先端企業のキーパーソンに話を聞き、理想的な物流施設についてディスカッションする
第5回 ワークショップ:
業務遂行のために必要なスキルやノウハウについて検討・自覚するとともに、物流領域におけるキャリアデザインを考える
第6回 外部セミナー・見学会:
流業界で革新的な取り組みを実施している企業の具体的な事例を学ぶ
第7回 ケーススタディー:
AGVを使用したピッキングソリューション導入の考え方を理解し、講義時間内に導入企画書を作成する
第8回 受講生によるプレゼンテーション・卒業式:
〔プレゼンテーションテーマ〕
半年間にわたるアカデミーでの学び・気づきと職場での実践方法について

(画像はプレスリリースより引用)

(ロジビズ・オンライン編集部)

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