JA三井リース、国内唯一の包装機械主力の日本包装リースと資本・業務提携

JA三井リース、国内唯一の包装機械主力の日本包装リースと資本・業務提携

株式5割超取得し子会社化、食品や医薬品などの需要獲得目指す

リース大手のJA三井リースは6月29日、国内で唯一、包装機械を主力としたリースを手掛ける日本包装リース(東京都中央区新川)と資本・業務提携したと発表した。

6月28日付でJA三井リースが日本包装リースの発行済み株式(自己株式除く)の55・6%を取得、連結子会社化した。具体的な取得額は開示していない。

日本包装リースを傘下に収め、農林水産業や食品・流通業と関係が深く海外企業とのつながりもあるJA三井リースグループのノウハウも活用し、食品や日用品、医薬品などの領域からの包装機械ニーズ獲得を目指す。

日本包装リースは1974年、日本包装機械工業会の会員企業となっている包装機械メーカーなどの出資で誕生。各種包装機械に関する知識や経験を生かし、商品サービスを提供している。日本政策投資銀行も出資している。

(藤原秀行)

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