穀物類の取り扱い増大に対応、自動計量袋詰め設備も取り入れ
上組は8月30日、横浜市中区の南本牧埠頭で、新たな物流拠点「南本牧物流センター2号棟」が同日完成したと発表した。
鉄骨造の地上4階建て、延べ床面積は2万6951平方メートル。垂直搬送機5基、貨物用エレベーター1基、大豆搬出入プラント1基を導入。357・3キロワットの太陽光発電設備も備え、同拠点で使う電力の一部を賄う計画。
南本牧エリアの主力商材となっている穀物類(大豆、小豆、緑豆、雑豆など)の取り扱いが増大しており、今後も需要拡大が見込まれるため、新拠点を生かして安定的なサービス提供を図る。
全保管庫に定温設備を備え、厳格な温度管理による品質管理を実現。大豆をはじめとするバルク貨物の自動計量袋詰め設備も取り入れ、作業の迅速化・省力化を目指す。
既に隣接地で稼働している「南本牧物流センター1号棟」と一体稼働し、業務コストの改善と物流品質のさらなる向上を推進する。
「2号棟」の外観(上組プレスリリースより引用)
(藤原秀行)