前年より平日少ない影響、BtoCの荷物は堅調
SGホールディングス(HD)が11月9日発表したデリバリー事業の10月の取扱個数実績(速報値)によると、傘下の佐川急便が手掛ける飛脚宅配便は前年同月比2・0%減の1億1200万個で、2カ月ぶりにマイナスとなった。
BtoCの荷物は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う通販需要拡大などで堅調を維持。全体の数量は昨年同月より平日が1日少なかったことなどが影響した。
「飛脚ラージサイズ宅配便」などを含めた全体でも2・3%減の1億1600万個となり、2カ月ぶりに前年同月の実績を割り込んだ。
(藤原秀行)