日本GLPと神奈川・相模原市、西濃運輸が防災協定締結

日本GLPと神奈川・相模原市、西濃運輸が防災協定締結

物流施設のスペース提供、広域物資拠点運営などで復旧支援

日本GLPは2月1日、神奈川県相模原市、西濃運輸と「災害時における救援物資の受入れ及び配送等並びに救援物資受入れ拠点の設置等に関する協定」を締結したと発表した。

日本GLPは相模原市で、大規模物流施設を複数開発するプロジェクト「ALFALINK(アルファリンク)相模原」を進めており、物流施設には西濃がトラックターミナルを構える。物流施設を活用し、災害発生時の迅速な復旧を後押しできる体制を整える。

協定は地震、風水害などが起きた場合や起きる恐れがある場合、相模原市の要請で日本GLPが高いBCP機能を有し災害に強い先進的物流施設「GLP ALFALINK相模原」の倉庫と一部の共有スペースを提供。拠点内に支店を構える西濃運輸相模原支店の担当者らが広域物資拠点の運営や避難所などへの輸送を支援し、救援物資が円滑かつ迅速に被災者へ届けられるようにする。

併せて、平時にも防災訓練や子供向けの安全教室の開催などで連携する予定。

日本GLPはこれまで、全国14の自治体と災害協定を締結してきた。

(藤原秀行)

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