大和ハウスが愛知・小牧で東海地区最大の免震マルチ型物流施設着工、19.2万㎡計画★訂正

大和ハウスが愛知・小牧で東海地区最大の免震マルチ型物流施設着工、19.2万㎡計画★訂正

最大25社入居可能、24年1月竣工見込む

※大和ハウス工業が発表内容を訂正したのに伴い、竣工予定を「2023年1月」から「2024年1月」に訂正しました。

大和ハウス工業は5月9日、愛知県小牧市で新たなマルチテナント型物流施設「(仮称)DPL小牧」の工事を始めたと発表した。


完成イメージ(以下、いずれも大和ハウス工業提供)

地上5階建て、延べ床面積は19万2367平方メートルを計画。免震システムを採用するマルチテナント型物流施設としては、東海地区最大となる見通し。2024年1月の竣工を見込む。総事業費は約400億円を想定している。

名古屋高速11号小牧線の堀の内出入口から約2キロメートル、豊山南出入口から約3キロメートルに位置。物流適地の神奈川県厚木市から約300キロメートル、大阪市から約180キロメートルで関東・関西地域間の輸送における中継物流拠点としても機能すると見込む。

東海・北陸地域にも3時間30分以内に輸配送できる上、名古屋市の外周部を通る名古屋環状2号線へ車で約20分と近接しているため、アクセス性が高いとみている。


免震システム(イメージ)

最大25社のテナント企業が入居可能。1区画の賃貸倉庫面積は約4970平方メートル(事務所を含めると約5170平方メートル)からと設定している。小規模の物流事業を検討しているテナント企業のニーズにも対応する。

従業員が仕事と子育てを両立できるよう、施設内に保育所を設置、最大36人を受け入れる予定。カフェテリアや無人コンビニエンスストア、休憩スペースを設け、テナント企業の労働環境整備を支援する。

■建物概要
名称:「(仮称)DPL小牧」
所在地:愛知県小牧市下小針中島2丁目144番他
交通:名古屋高速11号小牧線「堀の内出口」から約2.2km、名古屋高速11号小牧線「堀の内入口」まで約2.3km、名古屋高速11号小牧線「豊山南出口」から約3.4km、名古屋高速11号小牧線「豊山南入口」まで約2.8km
敷地面積:85,716.64㎡(25,929.28坪)
延べ床面積:192,367.98㎡(58,191.31坪)
賃貸面積:163,861.24㎡(49,568.02坪)
構造・規模:1~4階 鉄筋コンクリート造(柱)・鉄骨造(梁)、5階 鉄骨造 5階建て
設計・施工:大成建設株式会社
着工日:2022年5月9日
竣工予定日:2023年1月13日
稼働予定日:2023年1月14日
総事業費:約400億円

(藤原秀行)

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