郵船ロジスティクス、宇宙ごみ除去実証衛星の開発を支援

郵船ロジスティクス、宇宙ごみ除去実証衛星の開発を支援

人工衛星のアストロスケールとマーケティングパートナーシップ締結

郵船ロジスティクスは12月15日、宇宙の持続可能性(スペースサステナビリティ)実現に貢献するため、人工衛星開発を手掛けるアストロスケールと、商業デブリ(宇宙ごみ)除去実証衛星「ADRAS-J」に関するマーケティングパートナーシップ契約を締結したと発表した。

アストロスケールは、スペースデブリ除去を含む軌道上サービスに取り組むアストロスケールホールディングスの子会社。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が大型デブリの除去実現に向け商業デブリ除去実証(CRD2)プログラムを進めている中、フェーズIのパートナーとして選定され、ADRAS-Jを開発している。

ADRAS-J は打ち上げ・軌道投入後、⾧期にわたり放置されたデブリの運動や損傷・劣化状況の撮影を行う予定。

アストロスケールが目指す「人と地球と宇宙を持続可能にする」ためのデブリ除去の活動に深く共感、ADRAS-Jの支援に乗り出すことにした。具体的な支援の内容については、現時点では開示していない。


(左から)郵船ロジスティクス・岡本宏行副社⾧と神山亨社長、アストロスケールホールディングス・岡田光信創業者兼CEO(最高経営責任者)、アストロスケール・伊藤美樹代表取締役(郵船ロジスティクス提供)

(藤原秀行)

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