TOMPLA、物流事業者や自治体向けにドローン配送のパッケージサービス提供開始

TOMPLA、物流事業者や自治体向けにドローン配送のパッケージサービス提供開始

育成カリキュラムや機体、業務オペレーション設計など想定

ドローン関連事業を手掛けるTOMPLA(トンプラ、新潟市)は2月7日、これまで提供してきたドローン関連ビジネスの新規事業支援サービスに加え、ドローン配送事業の実現に必要な機能をパッケージにしたサービス「TOMPLA sky delivery system(トンプラ・スカイ・デリバリー・システム」の提供を2月に開始すると発表した。

地域の物流事業者やドローンスクール、地方自治体、リゾート事業者などが新サービスを使うことでドローン配送事業を開始できるようにする。

政府が昨年12月、都市部上空でのドローンの目視外飛行(レベル4)を解禁したのを受け、ドローン配送のニーズがさらに広がると想定。サービス体制を強化する。

TOMPLはドローン配送の商業サービス化を目指し、主に都市地域でのサービス提供に向けて実証実験を展開。商業サービスでのドローン配送はエリア内の人口とニーズなど、都市地域特有のノウハウが必要で、同社は国内トップレベルの知見と実績を保有していると自負する。

新サービスは既にドローン配送を開始している事業者のニーズにも対応。ドローンスクール向けに、配送運航者向けの育成カリキュラムを提供するほか、配送用ドローン機体の提供、ドローンを組み込んだ物流業務オペレーションの設計など、機能役割の単位でサービスを個別提供する。


(TOMPLA提供)

(藤原秀行)

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