コクヨサプライロジがショウワノートの物流業務受託、輸配送共同化など展開

コクヨサプライロジがショウワノートの物流業務受託、輸配送共同化など展開

効率化や「2024年問題」対応図る

コクヨグループで物流事業を担うコクヨサプライロジスティクスは2月17日、文房具大手ショウワノート(富山県高岡市)の東日本エリアにおける物流業務を受託したと発表した。

コクヨとショウワノートは業務提携しており、今回の受託もその一環。2月1日にコクヨサプライロジスティクス茨城配送センター(茨城県常総市)でショウワノート向け業務の本格稼働を開始した。両社グループの物流を集約し、効率化を図るのが狙い。

両社の物流拠点を統合し、商品の保管から荷扱、輸送までを集約・共同化することで、倉庫設備や作業人員など限られた物流リソースの有効活用と、物流ネットワークの共同利用などにより輸配送効率化の達成を目指す。

併せて、リソースの有効活用や輸配送の効率化で「2024年問題」や少子高齢化に伴う労働人口減少などに対応していく狙いがある。

■ ショウワノートの物流業務受託について
・受託業務内容
ショウワノート関東物流センターで行っていた商品保管、荷扱、輸送(一部対象外有)業務

・主な取り扱い商品
学習帳、キャラクター商品(筆記具、ノート、シール、パズル等)、おりがみ

・受託業務により見込める効果
物量の減少や繁閑格差で発生していた倉庫余剰スペースの有効活用
入出荷量の波動に対して作業員の流動的配置が可能になることで作業工数削減

・本格稼働開始日
2023年2月1日(水)

・受託事業所
物流拠点名 :コクヨサプライロジスティクス株式会社 茨城配送センター
所在地   :茨城県常総市菅生町字下の原466-3

(藤原秀行)※写真はコクヨグループ提供

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