ディスカウントストアや物流など展開のトライアルHD、4月12日に東証グロース市場上場へ

ディスカウントストアや物流など展開のトライアルHD、4月12日に東証グロース市場上場へ

270超の店舗展開、多様な商品取り扱い

東京証券取引所は3月8日、九州を地盤に小売や物流など多様な事業をグループで全国展開しているトライアルホールディングス(福岡市)のグロース市場上場を承認した。上場は4月12日付。

1974年、家電製品販売を手掛ける「あさひ屋」として創業、81年に株式会社化した。84年にトライアルカンパニーへ社名変更した。

ディスカウント業態店舗の多店舗化を推進、2015年9月にトライアルカンパニーを中核事業会社とする企業グループ群の事業活動を管理することを目的に、トライアルホールディングス(HD)として純粋持ち株会社体制へ移行した。

22年12月末現在、全国に274店舗を展開。生鮮食品や日用雑貨品、アパレル、ホビー用品など多彩な商品を取り扱い、24時間営業を原則としている。グループには100%子会社で九州を中心にチルド物流などを展開しているティー・エル・エスを抱えている。

22年6月期の連結売上高は5976億5300万円、経常利益は126億8700万円だった。

(藤原秀行)

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