栃木の自社拠点内、高まる食品ECと贈答需要に対応
免税店運営などを手掛けるラオックスグループでギフト物流大手のラオックス・ロジスティクスは4月13日、栃木県栃木市の自社物流拠点「東京物流センター」内に、新たに冷凍倉庫を設置すると発表した。6月に着工し、今年10月の竣工を予定している。
完成イメージ
生活様式の変化に伴う食品ECの拡大や、冷凍食品の進化・需要拡大、贈答需要の高まりなどで冷凍倉庫のニーズが高まっているのに対応。ラオックス・ロジスティクスが強みとしている商品セットアップ・EC（BtoC）物流に対応する新たなサービスとして冷凍専用の倉庫を展開し、常温製品から冷凍製品まで網羅するワンストップの物流サービスを実現するのが狙いだ。
ギフト販売のシャディをはじめとするラオックスグループ内の物流機能強化を図るとともに、冷凍菓子や食品、海産物など、冷凍倉庫の利用が欠かせないメーカー、EC販売業者様への物流支援を開始する。
ラオックス・ロジスティクスは引き続き、ギフト物流のノウハウを最大限活用し、高品質できめ細やかな物流サービスの提供を目指す。
■冷凍倉庫の概要
所在地：栃木県栃木市岩舟町静戸343-1 東京物流センター内
アクセス：東北自動車道・佐野ICより約10分
冷凍庫面積：約135坪（前室24坪含む）
冷凍室温度：－25℃
竣工予定：2023年10月
■東京物流センター概要
土地面積：約72,000㎡
延床面積：約50,000㎡
建物構造：3階建
収納棚数：パレット9,520棚 ケース20,400棚 平置き収納ケース数65,000ケース
（藤原秀行）※いずれもラオックス・ロジスティクス提供
