独自のカーゴナビゲーションシステムなど導入、省エネや省人化・省力化注力
横浜冷凍(ヨコレイ)は2月9日、大阪市此花区夢洲で新たな物流拠点「夢洲第二物流センター」が竣工したと発表した。
夢洲エリアは2025年の大阪・関西万博開催地に位置し、既存の「夢洲物流センター」に隣接。両センターで収容能力は計4万t規模に上る。
新拠点は「2024年物流ソリューション」をコンセプトに掲げ、新設では初となる独自のカーゴナビゲーションシステム、環境配慮型太陽光発電、リチウム蓄電システム、自立機能を持たせたパワーコンディショナーなどを導入し、省エネや省力化・省人化を図っている。
同社はこれまでに阪神地区で5カ所(11万5000t)の冷蔵倉庫を展開しており、新拠点の稼働で13万tに拡充する。
夢洲第二物流センターの概要
住所 | 大阪府大阪市此花区夢洲東1丁目2番 12 |
構造・規模 | 鉄筋コンクリート造 4階建て 敷地面積:17,098㎡(5,172坪) 延床面積:12,166㎡(3,665坪) 建築面積:3,266 ㎡ (988坪) |
収容能力 | 15,221t(F級:13,404t C&F級:1,317t C級:500t) |
導入設備 | ・太陽光発電設備(255.0Kw) ・カーゴナビゲーション ・EV自動車充電ステーション ・ソーラーアイスパックシステム ・自立機能式パワーコンディショナーシステム(太陽光発電設備) ・リチウムイオン蓄電池(173kWh)によるBCP対策など |
(藤原秀行)※いずれも横浜冷凍提供