CBRE、三重・桑名でメープルツリー運用物流施設のPM業務受託

CBRE、三重・桑名でメープルツリー運用物流施設のPM業務受託

管理中の1棟当たり面積で最大に

シービーアールイー(CBRE)は5月29日、メープルツリー・インベストメンツ・ジャパンが運用を担当している三重県桑名市の物流施設「桑名センター」のプロパティマネジメント(PM)業務を受託したと発表した。

本契約はCBREが現在管理する物流施設の中で、1棟当たりの受託面積が最大という。

 
 

CBREはメープルツリーから委託を受け、地上6階建ての物流施設の総合管理業務に携わり、 テナントとのリレーションに基づく安定的運営とバリューアップ工事による資産価値向上に取り組んでいる。

今回の契約は、メープルツリーが定期的にPM事業者を見直す過程で、CBREの物流施設管理実績とリーシング力を評価、委託に踏み切ったという。

CBREは既にメープルツリーが運用している東京、名古屋、仙台、広島など9棟の施設管理を受託している。

CBREプロパティマネジメント部門は物流施設やオフィスなどを中心に管理実績を伸ばしており、2022年7月には物流施設の管理面積が100万坪を達成。今年3月末には150万坪に到達した。全国的に見ても、物流セクターは棟数と管理面積の両方で大幅に成長しているという。

<プロジェクト概要>
担当部署:CBRE プロパティマネジメント本部
企業名:Mapletree Investments Japan株式会社
施設名:桑名センター
所在地:三重県桑名市多度町力尾字沢地4076番地
交通:東名阪自動車道 桑名IC 6km
竣工時期:2019年5月
規模:地上6階建て(倉庫5層)
構造:SRC+S造
延床面積 :47,805坪 /158,033.52㎡
環境性能認証:CASBEE-不動産Sランク取得
CBRE業務:プロパティマネジメント業務
業務受託契約日:2024年1月1日


施設の外観(上段)、内観(中段)、内観(下段)(いずれもCBRE提供)

 
 

(藤原秀行)

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