霞ヶ関キャピタルが福岡・古賀で開発参画の3温度帯物流施設、旭食品が入居決定

3.7万㎡、冷凍・冷蔵区画は3テナント利用可能

霞ヶ関キャピタルは6月10日、開発用地のソーシングと企画立案を担い、アセットマネジメント業務を受託している福岡県古賀市のマルチテナント型物流施設「LOGI FLAG DRY & COLD 福岡古賀I」に、新たに食品卸の旭食品（高知県南国市）が入居することを決めたと発表した。

施設外観

テナント概要

同施設は地上3階建て、延床面積は3万6809㎡で、ドライ・冷蔵・冷凍の3温度帯に対応。福岡市と北九州市を結ぶ要所に位置し、九州自動車道の古賀ICから約3㎞、福岡ICから約15km。福岡空港や博多港まで30分圏内で、国外への貨物輸送にも強みを持つ。

1階は環境に配慮した自然冷媒による冷凍・冷蔵設備を設置した冷凍・冷蔵区画を設置。同区画は約1000坪から賃貸可能で、最大3テナントが入居できる設計を採用している。設定温度を変更できる機能を有し、幅広い荷物や運用に対応できるようにしている。

2～3階はドライ区画で、荷物用エレベーター3基、垂直搬送機3基を実装し、倉庫内オペレーションの効率化を後押しする。ドライの区画は約2000坪から賃貸可能で、最大3テナントの入居が可能。

施設概要

（藤原秀行）※いずれも霞ヶ関キャピタル提供