認証不正受け停止、1年10カ月ぶり
豊田自動織機は12月23日、フォークリフト用エンジンの排出ガス性能をめぐる国内認証の不正取得問題を受け、出荷を停止していたフォークリフトに関し、2025年1月8日に一部機種の出荷を再開すると発表した。
再開するのは「ジェネオ」(オフロード車)で、定格荷重が2.0~3.5t。新たにオフロード法(特定特殊自動車排出ガス規制法)に基づき、大量生産に不可欠な特定特殊自動車の型式届出を行った。
同社が出荷を再開するのは2023年3月に問題が初めて発覚して以来、約1年10カ月ぶりとなる。
(藤原秀行)