富士通と連携し専用システム稼働開始
ヤマトホールディングス(HD)と共同輸配送のオープンプラットフォームを提供するSustainable Shared Transport(サステナブル・シェアード・トランスポート、SST)、富士通の3社は1月27日、共同輸配送サービス「SST便」を2月1日に始めると発表した。
同サービスを利用する荷主企業や物流事業者向けの専用システムも同日、稼働を始める。
富士通は関係強化のため、2月1日付でSSTに5000万円を出資することも公表した。
ヤマトは昨年5月にSSTを設立。富士通と組み、サービス開始の準備を進めてきた。
SSTがサービス運営を担い、ヤマトグループが現在、宮城~福岡間で1日16便運行しているトラック幹線輸送を活用。今後は便数を増やすとともに、鉄道やフェリーも使い、共同輸配送の体制を強化する。
(藤原秀行)