平均で配送時間20%短縮・燃料コスト15%削減見込む
コーヒー豆の販売やIT関連事業を手掛ける、みはたま(愛知県豊田市)は4月25日、AIを駆使して配送ルートをリアルタイムで最適化するクラウドサービス 「スグとどけ」 を正式にリリースしたと発表した。
同社は、新サービスを使うことにより、平均で配送時間を20%短縮、燃料コストを15%削減し、業務効率化と経営の持続可能性向上を並立させられると見込む。
新サービスは交通状況や時間帯を取り込み、走行中でも最適ルートを再計算する。複数車両・デマンドバスの乗車制限にも対応し、車両配置まで自動で最適化できると想定している。
kintone・AWSなどの既存業務システムと容易に連携できる上、RESTful APIで拡張も簡単という。
同社は古紙回収や宅配・フードデリバリー、物流、小売、製造業、デマンドバスなど多業種で使えるとアピールしている。
(藤原秀行)※いずれも みはたま提供