NXタイロジ、ラヨーン県工業団地に新倉庫開設

モビリティ、テクノロジー産業の物流需要に対応

NIPPON EXPRESSホールディングス（NXHD）は7月7日、タイの現地法人NXタイロジスティクスが7月1日、タイ東部ラヨーン県のイースタン・シーボード工業団地内に新倉庫「イースタン・シーボードロジスティクスセンター」を開設したと発表した。

（いずれもプレスリリースより引用）

　
　

ラヨーン県はタイ政府が推進する経済特区「東部経済回廊（EEC）」の中核を成す戦略的地域で、タイ最大の国際港湾・レムチャバン港にも近接している。近年、世界各国からモビリティやテクノロジー産業の進出が活発化しており、今後新たなサプライチェーンの構築も見込まれるため、新倉庫を開発して物流需要の着実な取り込みを図る。

イースタン・シーボード工業団地は、日系企業をはじめとする500社以上の外資系製造業が集積するラヨーン県最大の産業拠点で、周辺にも多くの工業団地が位置し、同県のサプライチェーンの中心的な役割を担っている。

新倉庫はモビリティ、テクノロジーなど多様な産業の顧客のサプライチェーン運営効率化をサポート。立地の優位性を活かして、JIT（ジャスト・イン・タイム）物流2やVMI（サプライヤーによる在庫管理）にも対応する。

（藤原秀行）