NTTロジスコ、使用期限有製品の「在庫ロス可視化サービス」提供開始

NTTロジスコ、使用期限有製品の「在庫ロス可視化サービス」提供開始

廃棄リスクを最大1年前から予測、販促・発注判断を支援

NTTロジスコは3月24日、「在庫管理ソリューション」のサービス拡充の一環として、使用期限を有する製品の廃棄在庫削減を支援する「在庫ロス可視化サービス」の提供を開始したと発表した。

取り扱う製品在庫の廃棄ロスを削減したいといったユーザーの要望を踏まえ、将来の廃棄量削減に主眼を置いた「在庫ロス可視化サービス」を追加することにした。



医療機器、医薬品、化粧品、バッテリーなどの使用期限を有する製品を取り扱う企業では、期限切れによる廃棄が、商品廃棄損や廃棄処理費用の増加につながり、企業の利益率低下に直結するため、廃棄の削減は経営上の重要な課題だが、廃棄予測精度の低さ、社内組織間での情報分断、経験や勘に依存した販促判断、廃棄リスクを考慮しない発注計画などの要因により、廃棄の削減が進んでいない企業が多く存在している。

こうした事情を考慮し、新サービスの開発にこぎ着けた。

「高精度な廃棄見込在庫の可視化」「具体的な販促アクションの支援」「適正な発注計画のサポート」で在庫適正化を包括的に支援する。

ユーザーの基幹システムから製品情報、在庫情報、過去の販売実績などを取り込み、製品の使用期限と販売計画を基に、最大1年先までの廃棄見込量を自動で算出する。

製品別・月別の累積廃棄見込数をダッシュボード上に可視化することで、「いつ、どの製品が、どの程度の廃棄リスクを抱えているか」を直感的に把握できるよう後押しする。倉庫管理システム(WMS)と連携したデータに基づく可視化にも対応する。

廃棄リスクが高い製品について、過去の販売実績から購入傾向の高い販売先(顧客・店舗)を分析し、推奨販売先リストを自動作成する。さらに、各店舗の在庫状況を踏まえ、在庫の偏在が認められた場合には、在庫移動指示データを自動でまとめる。



営業・店舗担当者の勘や経験に頼らず、データに基づいた計画的な販促活動を支援する。

将来の廃棄見込在庫数を考慮した推奨発注数を自動ではじき出す。廃棄リスクを織り込んだ発注判断により、過剰発注の抑制、在庫回転率の向上、キャッシュフローの最適化を支援する。

NTTロジスコは新サービスを駆使することで、ユーザーは廃棄在庫量の大幅な削減による利益向上、組織間横断での業務効率化などの効果が見込めると説明している。


ダッシュボードのイメージ(プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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