高度な自己位置推定技術などで連携、輸送効率化と地域公共交通機関の持続可能性向上目指す
大型車両の自動運転技術開発を手掛ける先進モビリティと、パナソニックグループで車載・ロボティクス分野のソフトウェア開発などを展開しているパナソニック アドバンストテクノロジーの両社は5月27日、大型車両の自動運転システム高度化と社会実装の加速を目的とした技術協力を開始すると発表した。
物流分野における輸送効率の向上と、地域公共交通の持続可能性向上の双方に貢献することを念頭に置いている。
具体的には、パナソニック アドバンストテクノロジーのカメラや高性能レーダーLiDARを用いたSLAM(自己位置推定・周辺環境把握)技術を大型車両に適用し、GNSS(全球測位衛星システム)の利用が難しい環境下でも安定して正確に自己位置を推定できるようにすることを目指す。
パナソニック アドバンストテクノロジーのLiDAR SLAM技術は、トンネル内や特徴量の少ない環境下でも自己位置を見失いにくいことを特徴としており、大型車両の継続的かつ安定的な走行判断を支えられると見込む。

トンネル内の自己位置推定イメージ(両社提供)
加えて、パナソニック アドバンストテクノロジーの機能安全規格に準拠した設計・開発知見を活かし、システムの安全設計、異常時対応、検証体制の強化を推進。大型車両自動運転システムの開発品質と安全性の向上を図る。
並行して、先進モビリティの自動運転ユニットおよび大型車両制御技術と、パナソニック アドバンストテクノロジーのソフトウェア技術を統合し、導入しやすく拡張性の高い大型車両向け自動運転システムの高度化を目指す。
(藤原秀行)











